置き去りにされた子猫
第一話
小さな三つの命
2016年10月8日
夜!
私は、仕事を終えて!
日課の猫餌パトロールに午後9時前位に出掛けた!
いつもの様に近所の庚申山公園から、野良猫ちゃんたちに餌を配って!
次のパトロール地運動公園に庚申山の峠道を越えて!
山の反対側の道祖神の所に居る雄猫(道雄)の所に行った!
・・・あれ?
居ないや~・・!(^^;
帰りにまた寄ればいいか~・・・
次に農道の野良猫達に餌を配り!
運動公園に行って!
運動公園の野良猫達に餌を食べさせて!
さて!
道祖神に戻るか~・・・!(^^;
道雄は懐こくて可愛いからな~・・!
っと!
道祖神に着いたが?・・・居ない(^^;
しゃ~ない!
餌だけ置いて帰ろう~っと!
いつもは、運動公園から真直ぐ店に帰るんだが!
道祖神からなら、庚申山公園の方を回った方が早いので!
庚申山の峠道を上り!
そして!・・下り始めた!
庚申山自体は低い山なので峠は直ぐに越せるが!
峠道は狭く!
対向車が来るとすれ違うのが大変な道だ!
真っ暗な道!
ほんの少し下ったカーブの手前!
道路の真ん中より少し左側に・・・!
ん?
何だ?
生き物にも見えるが!
ん!
私は、急ブレーキを掛けた!
車から下りて!
その黒く一固まりになっている!生き物らしき物体に近寄った!
何と!
子猫が三匹体を寄せ合って!
ブルブル震えているではないか!
直ぐに手を伸ばし!
三匹を保護し!
急いで店まで戻り!
相棒に子猫を任せて!
子猫用の餌とミルクを買いにスーパーに行き!
餌とミルクを相棒に渡して!
再び現場に向かった!
現場周辺は真っ暗な森!
子猫が三匹だけだったのか!不安になり!
作業灯とマグライトをもって!
現場付近の森に入り!辺りを照らしながら!
子猫を呼びながら探してみた!
なぜなら!この現場付近は、沢山の野生狸やハクビシンが居るからだ!
保護した時にも辺りを照らしたが!
遠くの方に光る眼が!
運動公園に向かう時には居なかった子猫!
ココに戻って来るまでは30分も掛かって無いが!
その間によちよち歩きで、森に入ってしまった子が居たかもしれない!
こんな小さな子猫なんて!
狸やハクビシン!そして烏のカッコウの餌になってしまう!
耳を澄ませながら!
しばらく森の中を探してみたが!
子猫らしき声も聞こえないし!
多分!・・三匹しか居なかったんだろ~っと!
店に戻った!
全くどうしょうもね~ヤロ~が居たもんだぜ!(怒)
こんなよちよち歩きの!やっと前歯が出てきたばっかりの子猫を!道路に置き去りにしやがって!
もう少し下った庚申山公園にでも置き去りにしてくれた方が!
よっぽども!ましだよ!
もし!俺が!
この道で戻って無かったら!
喰われてしまったか!
引かれて死んじまったじゃね~か!
このろくでなしヤローが!(怒)
私には分かる!
近くに親猫らしきも居なかったし!
保護した時!
この子達は、全然汚れてなかった!
私が通るほんの数分前に置き去りにされた事が!(怒)
そして!店に戻り!
改めて子猫達を見て!
ほっと!した!(^^)”
お前達!
もう安心しな!
ココなら安全だからな!
う~ん!(><)”・・可愛いな~・・・!
お前達を幸せに育ててくれる里親を探してやるからな!(^^)”
ちょっと!(^^;狭いけど!
ココで我慢してな~!
ミルクを飲ませたら!(^^;
寝ちゃった!(^^)”・・・!
・・・。
・・・つづく・・・。